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名称
小型デジタル地球儀「スフィア」による気候変動学習 - 派遣推進員によるレポート
飯田市の天竜川河川敷で5月22日、「令和4年度天竜川上流総合水防演習」が開催されました。国交省中部地方整備局管内を持ち回りで開く大規模な防災訓練で、県内開催は9年ぶり。国や県、地元自治体、消防団など約1,000人が参加して、堤防決壊や土砂災害を想定した訓練を行いました。
近年、地球温暖化の影響で気象災害が起きやすくなっている状況を踏まえて、飯田市は会場に温暖化解説ブースを設置、県推進員派遣事業により、推進員の私が来場者への説明を担当しました。協会からお借りしたインタラクティブ地球儀「スフィア」を設置して、リアルタイムの雲の動きや、2100年までの気温変化シミュレーション等を映しながら、来場者に温暖化の深刻さや気象への影響をお伝えしました。
ブースには国交省・山田邦博国土交通事務次官も来場。スフィアで未来の気温予測を見て、特に北極圏での急激な上昇に驚いた様子でした。
このような機会を通じて、来場者が温暖化を自分事として考えるきっかけになればと感じました。
=エコシンNo.229(2022夏)
お知らせ
[推進員出前講座]小型デジタル地球儀「スフィア」による気候変動学習
令和4年5月22日㊏、飯田市の天竜川河川敷の「令和4年度天竜川上流総合水防演習」にて、菅沼利和・推進員を講師として派遣した出前講座が行われました。