地球温暖化 長野県はどうなっている?

こんなところにも温暖化の影響が?!

御神渡り画像は環境省「COOL CHOICE」ウェブサイト「COOL CHOICE TV」を加工して作成

冬の風物詩・諏訪湖の御神渡りが幻に?!

諏訪湖で氷がせりあがる “御神渡り”の出現回数が減っています。
“御神渡り”ができる前の1週間位は、-10℃前後の低温が必要ですが、諏訪市の平均気温が上がり、全面結氷しにくくなっていると考えられます。
2018年2月1日、5季ぶりに諏訪湖で“御神渡り”の出現を確認しましたが、2019年、2020年は“明けの海”でした。

県鳥・ライチョウ&県獣・ニホンカモシカがピンチ?!

温暖化で雪が少なくなったこともあり、ニホンジカが急速に生息地を広げています!
ライチョウは、ニホンジカの高山帯への侵入、捕食者の増加、営巣場所となるハイマツや餌となる高山植物の気候変動による変化等の影響により、個体数減少が懸念されています。
ニホンカモシカも、餌が競合するニホンジカにより、県北部に追いやられていると推測されています。

長野県も平均気温が上昇中

長野・松本・飯田いずれも1℃以上!

グラフは気象庁データを基に作成

長野県内の年平均気温は、100年あたりで、長野市で1.3℃ 、松本市で2.0℃* 、飯田市で1.4℃上昇しています。
*松本の気温上昇は都市化による影響も大きいと考えられます。
特に、長野市(+1.5℃)・飯田市(+1.6℃)は春の上昇幅が大きくなっています。

最低気温が0℃未満の「冬日」の年間日数は、長野市(ー17日)・松本市で減少傾向、
最高気温が30℃以上の「真夏日」は松本市で上昇傾向、最低気温が25℃以上の「熱帯夜日数」は全体に増加傾向にあります。

【参考】

世界・日本の年平均気温は?

長期的にみると年平均気温は、世界では100年あたり約0.72℃の割合で上昇、日本は約1.26℃の割合で上昇しています。
世界・日本とも、特に1990年代以降、高温となる年が多くなっています。
世界では、最近の2014年から2020年までの値が上位7番目までを占め、日本では、2020年の年平均気温が歴代最高を記録しました。

長野県の温室効果ガスの排出量は?

グラフは「長野県ゼロカーボン戦略 第四次長野県地球温暖化防止県民計画 」を基に作成

県内温室効果ガス総排出量は、近年、減少傾向にあります。
全国と比較した場合、産業部門からの排出割合が低い一方、業務、運輸、家庭部門の排出割合が高いのが、長野県の特徴です。

グラフは「長野県ゼロカーボン戦略 第四次長野県地球温暖化防止県民計画 」を基に作成

また、再生可能エネルギー導入量は、2019年度において、2010年度に比べ、約1.3倍に増加しています。
長野県では、「2050 ゼロカーボン」を実現するため、以下の目標を掲げています。(一部抜粋)

  温室効果ガス総排出量 再生可能エネルギー生産量
基準年度(2010年度) 16,980千t-CO2 2.1万TJ
短期目標(2030年度) ▲53% 85%⤴
中期目標(2040年度) ▲77% 138%⤴
長期目標(2050年度) ▲90% 192%⤴
参考

「長野県ゼロカーボン戦略~第四次長野県地球温暖化防止県民計画」

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