5月11日㊍、下諏訪北小学校視聴覚室で、5年生2クラス38名の児童を対象に、下諏訪町ゼロカーボン推進室職員さんを講師とした「2050ゼロカーボンチャレンジ授業」が行われました。
当センターで作成した冊子『2050信州ゼロカーボンチャレンジ』を教材に使って行われるとのことで、見学させていただきました。
”地球温暖化”・”省エネ”という言葉は、大半の児童が「知ってる知ってる!」と即答、認知度の高さが伺えました。
長野県で平均気温が5℃上がってしまうと、「栽培できる果物が、りんごからマンゴーに変わるかも…」には「マンゴー好き♪」という子もいましたが、「生息できる生物が、ライチョウ・トンボからゴキブリ・蚊・ムカデに…」には「嫌―!」、「スキーやスケートができなくなるかも…」には「困る~!」と声が上がり、”気候変動”を身近な問題と感じてもらえたようでした。
ゼロカーボンに向けて家族みんなができること8項目のうち、4~7できている児童が大半、全部という児童も数名。
【①使わない部屋の電気を消す】【②見ないときはテレビを消す】【③冷蔵庫はすぐにしめる】は「やってるやってる」と意気揚々だったのに、【④水を出しっぱなしにしない】は「ちょっと出しっぱなしにしちゃってる…💦」と素直に反省したり、【⑤ごはんを残さない】は表情の明るい子・曇る子に分かれました。【⑥ものを大切に使う】【⑦買い物にマイバッグを持っていく】【⑧ごみを分けて出す】は浸透していました。
授業の最後は、ゼロカーボン川柳を作ろう!
「5・7・5」と指を折りながら作句する様子が微笑ましく、短時間に何句もひねり出す子もいました。
子どもたちの反応を直に感じる貴重な機会をいただきました。関係の皆様方に御礼申し上げます。
なお、授業後1週間ほど、小学校の昇降口に、当センターから、「ゼロカーボン」に関する子ども向けの啓発パネルをお貸し出しし、掲示いただきました。