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イベントテーマ
夏休み特別講座「ゼロカーボン大集合」
2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロの実現に向け、参加者に地球温暖化について学んでもらい、気候変動を「自分ごと」として捉え、行動変容のきっかけとしてもらうことを目的とする。(東御市) -
内容
○自由研究に役立つ 実験器具が勢ぞろい =新田推進員
「発電機器等体験ブース」の中で、参加者に主に下記内容に関して、環境負荷低減のための、基本原理を説明しました。
①「LED電球、蛍光灯、フィラメント電球」の比較で、小さなエネルギーで大きな効果、寿命の関係を説明。
②太陽光(電球で代用)の光エネルギーにより、オモチャの観覧車を動かすエネルギーの変換について学ぶ。
③「うちわ」でファンを回転させ、それを電気の照明に変える、風力発電の原理を学ぶ。
④自転車を漕ぐことで、電気エネルギーに変換して、オモチャを動作させる、エネルギーを創ることの大変さと原理を学ぶ。
○デジタル地球儀「スフィア」で知る地球の今 =宮澤推進員
来場者の自由体験のみとしました。
(※スフィアとPPTを併用し、信州ゼロカーボンBOOKも使って、地球環境の歴史、地球環境問題全般、地球温暖化問題のプレゼンを準備したが、事前申し込みがゼロだったため)
○親子でエコクッキング教室 =宮原推進員
エコ・クッキング調理の実践を体験し、そこで得た知識をもとに脱炭素社会の食生活のあり方について考えてもらった。
「夏野菜いろいろ入れてキーマカレー」「まるごとポテトのマヨ焼き」「にんじんゼリー」の3品を調理し、試食後、環境に配慮した片付けまでをおこなった。
派遣推進員による「参加者の反応」
○新田推進員
・今回のイベント参加者は主に小学生とその家族ですが、今回の参加者は様々な企画に対して、真剣に学んでおり、他のイベントも含めて多くの学びの場となりました。
・当イベントの前日が東御市の雷電祭りが開催されたことも、関係したのか、参加者は少なかったが、しかし、参加者は親子で環境問題、身近なエネルギーの問題等に真剣に対話し、学ぶ姿勢がありました。
・子供にとって、眼で触って、聴いて、楽しんで環境の問題への理解を深めることは、将来への財産となることは間違いないと確信しました。
○宮澤推進員
上田の最高気温38℃の異常な猛暑の影響もあり、来場者は少なめで、約30人。
親子連れを主体に大人から小さい子まで、幅広い年代層の来場がありました。
子どもたちには、ほかに楽しそうなブースがたくさんあり、関心が続きませんでしたが、大人の皆さんは、いろいろな分野に関心があり、なるほどと思っていただいた部分がいろいろとありました。
関心が高かったのは、地球温暖化(CO2、気温予測、北極海の海氷など)で、猛暑や大雨災害等、温暖化が背景にある異常気象のニュースが増えて関心が高まっていると感じました。海水温も高い関心がありました。生き物の関係、地震、台風等の自然災害、人類の活動なども、リクエストが多く、特に大人の方は、ずっとみていたいという方が何人かいらっしゃいました。
○宮原推進員
素材を無駄なく、可食部分を最大限たべ切る、ごみを出さないという調理方法を初めて認識された方が多く、ご自分が所属する団体でもぜひエコ・クッキングをやりたいという感想があった。
たっぷり試食することができ、スパイシーなおいしさに喜ばれていた。
県センターのソーラークッカーでのゆで卵調理実験も、温参加者はとても興味を持たれ、しっかりとした方ゆで卵ができあがったことに驚き、食べることもでき、とても喜ばれていた。 - 主催者による「意見・感想等」
○自由研究に役立つ 実験器具が勢ぞろい
実験器具一つ一つに対して丁寧に説明いただきました。
次回は器具の種類を絞ったうえで、その仕組みがどのような形で脱炭素化に繋がるのかなど効果も含めてご説明いただきたい。
○デジタル地球儀「スフィア」で知る地球の今
デジタル地球儀を初めてみる参加者が多いなか、年齢層に合わせた丁寧な説明をしていただきました。
特に親子連れの参加者が多く、大人から子供まで楽しみながら学ばれていました。
○親子でエコ・クッキング教室
参加者に料理を楽しみながら学んでいただくことができました。
次回は調理する品数を少なくし、その料理方法がどうしてエコに繋がるのかを説明いただく時間を増やしたい。
お知らせ
[推進員出前講座]夏休み特別講座「ゼロカーボン大集合」@東御市中央公民館
令和6年8月4日㊐、東御市中央公民館にて、新田詔三・宮澤信・宮原則子 推進員を派遣した講座が行われました。