〇子雀に 楓の花の 降る日かな (長谷川かな女)
1週間前、昼休みに、協会の向かいのトイーゴ広場でお弁当を広げていると、パラッと空からなにか降ってきました。
木陰を作ってくれているイロハカエデの花でした。なんて可憐な!
私はこれまで秋に色づく紅葉(もみじ)は愛でてきましたが、春には花が咲くことを、迂闊にも全く知らなかったのです。
上の写真は、少し離れた民家に生えているもみじの花の満開の様子。
木全体が、下向きに咲いた小さな花のピンク色に淡く縁どられていました。
花言葉は「節制」「遠慮」「自制」。
“鮮やかな紅葉に比べ、春に開花する花は目立たないことから”、との説明に、いじらしさが募ります。
そして今日、トイーゴ広場では、花は実になり、趣を異にしていました。
竹とんぼのような形の赤っぽい実が、繁った葉っぱの間にたくさん顔をのぞかせています。
楓の開花、来年からの楽しみが増えました🌼
知っているようで知らないモノやことがらが、他にもたくさん身の周りに潜んでいるに違いありません。[YT]