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西宮神社の初えびす

赤い幟旗に誘われて、初めて西宮神社の初えびすに行ってきました。
狭い路地には達磨などの縁起物を売る出店もあり、賑やかです。
そして、平日の昼下がりにもかかわらず、「御種銭」を求める人で長蛇の列!
なんと10時の開始時刻には2時間待ちだったそう。

「御種銭」……、私は初体験なのですが、全国的にも珍しい行事、と案内板に書かれていました。
年頭にえびす様からお金をお借りして、それを元に1年間励んで、商売繁盛・家内安全・開運招福などの御神徳を頂き、翌年御礼の参拝時には倍返し(!)して又お借りする、というシステム。
一体おいくら?と不安でしたが、初回費用は100円の安心価格😊 ご利益ありますように!

参拝後、今年まだおみくじを引いていなかったので、運試ししてみました。
渡して下さる方が何やら意味ありげな表情だったので、ドキドキしながらおみくじを見ると『半吉』。

「半吉」……私、半世紀ほど生きておりますが、人生初の「半吉」です。
一体どのくらいの順位?と調べてみると、
大吉→吉→中吉→小吉→「半吉」→末吉→末小吉→平(たいら)→凶→小凶→半凶→末凶→大凶
※または、大吉→中吉→小吉→吉→「半吉」→以下同じ
で、意味は「吉凶が年間を通じて半々ある運」とのこと。
それほどよい運ではなさそうですが、おみくじは「大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶」の6種類くらいのものが一般的で、「半吉」が入っているおみくじ自体が少ない上、「半吉」を引く確率もとても低いので、「超レアもの✨」と喜ぶ人も多いのだとか。
なるほど、あの意味深な表情はそういうことだったのか。

「そら曇りて天日いまだかがやかざるがごとく」と出だしは不穏ですが、「心だてよろずに骨惜しみせずば二つの仕合せ一時に来らん」と一石二鳥的な締めくくり、ずく出して幸せつかむ所存!
[YT]

2018年01月19日