週末、東京駅丸の内口から竹橋まで、内堀通りを歩きました。
青空の下、多数の皇居ランナーが駆け抜けるなか、お堀を眺めながら、てくてく。
お堀に突き当たっていきなり、白鳥が1羽佇んでいて驚きました(残念ながら写真ナシ)。
しばらくして、ピョコピョコ水中に潜るカイツブリ(写真左)を発見!
せわしなく、潜っては顔を出し、潜っては顔を出し、を繰り返していました。
ふと見ると、カワウ(写真右)も、「負けじと」ではないと思いますが、息の長い潜水を披露してくれました。
曼殊沙華の朱色も目に眩しく、のどかな秋のお散歩コースでした。
イラストは tori tonso
そして、東京国立近代美術館にて「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの」(~10/6)を観ました。
会期末を来週に控え、大勢の来場者でごった返していました。
膨大な資料展示はどれも興味深かったのですが、特に長野県民にとって、うれしい発見がありました!
初の長編演出(監督)となった『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968年)の「迷いの森」の表現は、
信州ゆかりの日本画家・東山魁夷(1908-1999)*が描いた北欧の森の樹々を参考にした、というのです。
*今週末、長野市城山の東山魁夷館がリニューアルオープン!
確かに、樹木が妖しく絡まり合うシーンは、東山魁夷の《樹根》をはじめ北欧の作品群を彷彿とさせるものがありました。[YT]
☝写真は撮影OKの「アルプスの少女ハイジ」のジオラマ(左)とアルムおんじの家(右)