チリン、チリリン……♪
今年もしまんりょ小路(長野市)では、お店の軒先に風鈴が吊るされ、夕方、打ち水がされています。
今年は7月1日~8月31日、長野しまんりょ会の23軒が参加して実施、「涼しげでいいね」とお客様から声をかけていただけるなど、評判は上々とのことです。
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風鈴の音を聞くと涼しく感じるのはなぜかー?
調べてみると、いろいろな理由があるようでした。
①条件反射!
風鈴が鳴るのは風が吹いている証拠。
風鈴の音色から脳が「風=涼しい」とイメージ、末梢神経に脳からの指示が届き体温が下がるそう。
➁風鈴の音色には、1/fのゆらぎ(規則正しさと不規則さがちょうどよいバランスで調和したパターン)
リラックスしているときの脳波=α波を誘発し、安らぎへと導いてくれるとのこと。
③風鈴の音色には、小川のせせらぎや小鳥のさえずりと同じ高周波音が含まれる。
脳内のストレスを抑制、暑さによる不快感やイライラをやわらげてくれる癒しの効果があるとか。
④風鈴の音色には、倍音(周波数が倍々で含まれ、一つの音の中に様々な音が入っている)も含まれる。
聴いた人に心地よさを与える効果があるとの説も。
打ち水の効果については、「information」の「7/23〜8/23は打ち水強化月間💦」に書きました。
あわせてお読みいただけると幸いです。
風鈴も打ち水も、温暖化防止にもつながる、日本人の昔からの知恵。
科学的根拠など解明されていなかった時代に、スゴイです! [YT]