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蔦もみじ

県センターから少し南下したところにある長野県信用組合第二本店。
建物前の憩いのスペースのレンガの壁に這う蔦が見事に紅葉していて、思わず足をとめました。

チャペル⛪ではないけれど、ペギー葉山さんの♫「学生時代」を口ずさみたくなります。

プレートによると、「ナツヅタ(夏蔦)」(和名ツタ)。
ブドウ科、とある通り、よく見ると青紫色の小さな実がついています。

左右から伸びて交差して、先端にいくほど小さくなる葉っぱは、それでももみじの形をしているのが、なんとも可愛くて。
吸盤でしがみついている様子も”頑張ってる”感があっていじらしく、つい意地悪してはがしたくなる衝動に駆られます!
(我慢しましたが💦)

ちなみに、名前の由来は、他の植物や岩に「つた」(伝)って伸びるから。
花言葉は、「勤勉」「誠実」「結婚」「永遠の愛」(死んでも離れない)だそうです。
確かに、壁を覆いつくすというミッションに邁進する、働き者の頑張り屋さん。
でも、絡みついたら「死んでも離れない」って、一方的なら怖いぞぉ……。[YT]

〇行く秋に しがみついたり 蔦紅葉 (正岡子規)
〇ひっぱれば 思はぬ蔦の 動きけり (正岡子規)

2017年10月20日