約120年前にアメリカから広まった「バードデー」は4月10日ですが、日本では積雪が残る地域もあることから1ヶ月遅く設定され、ちょうど野鳥の繁殖時期にあたる期間中は、全国各地で野鳥保護にちなんだ行事が行われます。
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繁殖といえば、出勤途中にある裾花川の岸壁では、今年もハヤブサ(隼)が子育てをしています。
昨日の朝も、バズーカのような望遠レンズを装着したカメラや、本格的な望遠鏡を携えた愛鳥家たちが、大阪など遠方からも詰めかけて、ハヤブサ親子の様子を静かに見守っていました。
これまでよりも、枝に遮られて見づらい窪みにいるため、私自身は確認できませんでしたが、まだ真っ白い毛におおわれたヒナが4羽いるそうで、親鳥が給餌をしたばかりとのことでした。
こんなに人家に近い場所で、野生の命の営みがなされることに毎年驚かされるとともに、ハヤブサが来年も再来年もこれから先もずっと安心して繁殖できるよう、この自然を残したい、と願わずにはいられません。
ヒナが全員無事に巣立ちますように--。[YT]
📷写真は親鳥(スマホに双眼鏡をあてて撮影したため鮮明ではありませんが…。)