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きらめく冬の星座🌠

就寝前、いつになく冷えるので雪でも降っているのかと障子を開けると……
群青の夜空にオリオン座が瞬いていました!
前々日にスーパームーンだった月の光の明るさにも負けず、 目をこらすと、おおいぬ座やこいぬ座など他にもたくさんの星たちが煌いています。

夜空にスマホをかざすと星座表が表示されるアプリを起動し、「オリオン座の真下はうさぎ座なんだ🐇」など、星空観察に時を忘れました。
あまりに綺麗で写真に収めたいと欲が沸き、新たに星空を撮影できるアプリをダウンロード!

露出の3秒、動かないように我慢し、多少手ぶれはあるものの、三つ星の下の大星雲M42も映りました!
若干左に振れば、こいぬ座のプロキオンも入り「冬の大三角」となりましたが、月光🌖にさえぎられ…惜しい!

オリオンのベルトに位置する三つ星は、古代中国より軍神(将軍星)としての信仰があり、「一文字に三つ星」は戦国大名・毛利氏の家紋になっているそうです。※一文字は「無敵」の意。
また、日本では、左上(狩人オリオンの右肩)の赤いベテルギウスと、右下(左足)の青白いリゲルの二つの1等星を対比して、「平家星」「源氏星」と呼んでいました。
雅楽の鼓に見立てて「鼓星」とも呼ばれるオリオン座ですが、ギリシャ神話でもこん棒を持った乱暴者、洋の東西を問わず、戦いがつきもののようです。

〇寒空と会ひ 颯颯(さっさつ)と オリオン過ぐ (山口誓子)

12月14日(木)0時過ぎ(13日深夜)、「ふたご座流星群」が見ごろと予想されています。
1時間に40個も流れ星が見られるかも知れないとのこと。どうか晴れますように! [YT]

2017年12月07日