7月31日、「ウィズコロナ時代の切り札!?地域密着エネルギーが熱い」が放送されました。
信州出身のタレント・林マヤさんが、信州大学准教授・茅野恒秀さんにお話を伺いながら、「自然エネルギーと地域の未来」を考える内容で、長野市「まめってぇ鬼無里発電所」(太陽光発電)と、「いいづなお山の発電所」(バイオマス発電=当協会の電気もここから)が紹介されていました。メモした要点を以下に記します。
✱国連事務総長・アントニオ・グテーレス氏が、「新型コロナからの復興に向けて、環境に配慮したグリーンなビジネスが必要だ」とのメッセージを発表=「グリーンリカバリー(緑の回復)」。
✱「地域密着型」エネルギーは、住民自ら発電事業を担うことで、地域に利益が還元され、経済の循環につなげることができる。
さらに、災害に強い社会を作ることができる。
✱「木材産業」は、「切る」➜「運ぶ」➜「加工」➜「発電」と、裾野の広い産業なので、地域の経済を循環させるのに非常に適した産業といえる。
✱今までの元通りの経済を回復させていくのではなくて、商業主義が行きすぎた現代社会のあり方を見直していこう、そういう経済回復を目指していこう、その重要なアイテムが自然エネルギー。
このウィズコロナ時代を、地域にあるエネルギー源、地域にある資源を使って生活を成り立たせていくように、ライフスタイルを転換していくチャンスにもできるのではないか。
世界の潮流の先端を行く取り組みが、この長野で行われていることに、希望を感じました。[YT]
「いいづなお山の発電所」は、昨年夏、長野市センターが主催した「夏休み親子環境バスツアー」に参加した際、見学しました。
見上げるほど高く積まれた木の端材に圧倒され、敷地に張り巡らされた階段・通路を通って、発電の工程を次々と見せていただきました。
👉市センターのレポートはこちら(長野市地球温暖化防止活動推進センターHP)
📷写真は以前「いいづなお山の発電所」を訪ねたブログ(飯綱高原は雪景色⛄)から。