推進員の渡辺ヒデ子さんにお誘いいただき、2月7日(日)10:00~12:30、長野市ふれあい福祉センター5階ホールで開催されたエシカルワーク「古布団をリフォームして可愛い小座布団づくり」(主催:NPO法人 みどりの市民)に参加しました。
講師は、善光寺西側・西之門町で創業110年を超える「箱山ふとん店」四代目の箱山正一さん。
大手メーカーから仕入れる、ポリエステルなど石油由来の合成繊維の布団ではなく、古くなっても「打ち直し」で新品同様に再生できる綿の手作り布団を製造、販売されています。また、戦後激減した県内の綿花栽培を復活させようと、綿の種の無料配布・原綿の買い受けも進めていらっしゃいます。
チラシには、「打ち直した綿と小座布団用の布を準備します。参加者には、綿入れの実習と、最後の一辺を手縫いして仕上げていただきます。」とあったので、素人の私は、綿をちぎって袋の口から中に詰めて、パンパンになったら糸で綴じればいいんだなーと、簡単に考えていました。
が、違いました!
綿を折って、重ねて、均一な厚みにして、座布団の形に成形するんですね。
これがなかなか大変な作業でしたが、実演担当の塚田さんが、一工程ずつ、参加者の様子を確認しながら、丁寧にご指導くださったおかげで、なんとか無事、それっぽい形になり、半分に折り曲げながら、布に収めることができました。
結局、私は時間内には縫い終わらず、「宿題」で家に持ち帰りましたが、綿を押さえるために真ん中を糸でバッテンに留め、四隅に房もつけて、完成させました!
職場の椅子にぴったりサイズの小座布団。恥ずかしながらお裁縫など久方ぶり、ハンドメイドにワクワクしたこともあり、愛着はひとしおです。
古いモノもリメイクして大切に使うーー。
エシカル消費の大切さを、楽しく、感じることができました。[YT]