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長野運動公園いこいの森

2/28(土)、長野市・東和田の長野運動公園前の道路で信号待ちをしていると、街路樹にメジロが飛び移ってきました。
急いで駐車場に車を入れて戻ってみると……まだいてくれました!さえずりながら枝から枝へとせわしなく動きます。

後を追うように私も移動すると、今度はツグミがお散歩していました。
ときどき立ち止まっては、あたりをうかがうように背をスッと伸ばす姿がいじらしくて、遠くから尾行しました。
しばらくして公園の北側に飛んで行ったので、私も緑を目指して歩いていくと、体育館裏・弓道場近くは「いこいの森」になっていたんですね。
「長野運動公園付近でみられる鳥類」の看板も立っていました。

そしてついに出会ったのです!アトリの群れに。
これまで探鳥会で空高く飛んでいる姿を「あっ、鳥!アトリ(笑)」とダジャレ交じりに教えてもらうことはあっても、間近で見る機会はなく…。
胸元のオレンジ色も、背中の羽の模様も、横顔も、なんとキレイな♥
スズメと間違えるほどの集団で地面をついばみ、人の気配がするとババッと木の枝に避難。時をおいてサーッと舞い降り、また食事を再開します。
飽かず観察させてもらいました。

お腹が満たされたのか、アトリの群れが飛び去ったので、ベンチに腰掛けて休んでいたら、上の方からプチップチッという音が。
音の正体を探すと、シメが木の芽を嘴でむしって食べていました。

1羽でも迫力のある存在感! 目が合うと、「あん?何か用?」とすごまれているような威圧感。
ひるむ私などお構いなしに、おいしそうに食事を続けるシメを見ていたら、こちらもお腹が空いてきて、本日のバードウォッチングは終了に。
気づけば1時間半経っていました。

足もとにはもうオオイヌノフグリが咲いて、春の訪れを告げていました。[YT]

2020年03月05日